玄関・勝手口のリフォーム

玄関ドア・引戸をまるごとリフォーム

玄関や勝手口(ドア・引戸)は、長い間毎日のように使うところですので、その頻度によって不具合が生じることがあります。


カギがかかりにくくなった、ドアクローザー(ドアを静かに閉める金物)の調子が悪い等、よく動かす部分で起こりやすく、それをきっかけにリフォームを考えられる方がいらっしゃいます。

また、ガラス越しに西日がよく当たって暑いのを何とかしたい、夏に風が取り込めるようにしたい等、玄関・勝手口自体の機能を替えたいというご要望もあります。


どのような目的で玄関・勝手口をリフォームしたいかによって、ご提案できる工事内容も変ってきます。

ここでは、お客様のご要望に合わせた玄関・勝手口リフォームの工事例をご紹介していきます。

工事例1:玄関のカギの不具合から扉だけの交換へ

(工事前)

かつて発売されていた、「新日軽」というメーカーのアルミ製玄関ドアでした。ハンドルを押したり引いたりしてドアを開け閉めするタイプですが、何か引っ掛かるような感じがあり、スムーズに操作できなくなってお困りでした。


はじめはお客様がドアハンドル錠の部品交換を希望されていたので調べましたが、残念ながらメーカーの部品供給が終了していました。


そこで、玄関ドアの扉だけの交換と、今あるドア枠を残したまま、その内側に新しいドア枠を取付する「カバー工法」による交換の2つの見積を提示しました。


「カバー工法」による工事ですと玄関のドア枠ごと新しくキレイになりますが、費用が相応にかかることと、片開きのドアで出入りする時の幅が今までより狭くなることをお客様が気にされていました。


ご検討の結果、玄関ドアの扉だけの交換でご依頼いただきました。

(工事後)

ドアのデザインは、真ん中に縦長のガラスが入った商品を選びました。

ドアの丁番は「新日軽」と同じ部品が入手できましたので、この機会に新調することをおすすめしました。


ドアハンドルは。長い棒状のバータイプとレバータイプの2種類から、シンプルなレバーハンドルを採用しました。


残って見えるようになる今までのドア枠の色は「新日軽」のブロンズ色でした。新しい扉の色は「ブロンズ艶消し」と「オータムブラウン」の両方のサンプルをお客様に見ていただき、「オータムブラウン」色で合わせるようにしました


ドア部品だけの交換修理は叶いませんでしたが、玄関扉だけの交換で開け閉めやカギの調子は新品同様に良くなりました。


ずっと気になっていた玄関ドアの不具合が解消できて、日々のストレスが無くなったそうです。

お客様のご要望に沿って、一つ一つ確認しながら商品の仕様を決めていきましたので、玄関ドアの見た目の感じも違和感なく、仕上がりにご満足していただきました。

工事例2:西日対策の玄関へ特製の扉で交換

(工事前)

古いプレハブメーカー住宅の、表面が鉄板の玄関ドアでした。

強い西日が当たる方角にあるため、その影響からドアの表面がだいぶ色あせてきたので、玄関ドアのリフォームについてご相談を受けました。


玄関の扉を外して、その内側に新しいドア枠を仕込んで取り替えする方法もあると説明しましたが、扉を開いた時の幅は今までと同じように広く取りたいというご要望でしたので、扉だけの交換で検討することになりました。


新たに設置する玄関扉は、西日対策として今までと同じように明かり取りが無いタイプのアルミドアを希望されました。




(工事後)

しかし、明かり取りが無いアルミドアは、現場に合わせた寸法の特注ができなので採用できません。

寸法特注にするには、ガラスが入っていてその部分で寸法を調整できるタイプのドアが条件となります。


そこで、寸法特注で手配したガラス入りアルミ玄関ドアのガラス部分を外し、そこに同じ色のアルミ板を入れ替えて、明かりが入らない扉を製作して対応するとにしました。


今までと同じように西日を遮るタイプの玄関ドアに生まれ変わり、夕方ギラギラした日差しが入るのを気にしなくて良いと、お客様に喜んでいただきました。


せっかく玄関扉を替える機会なので、今までのドアノブからカギが2カ所付いた棒状の握りやすいハンドルに変えました。

扉の開け閉めする時の使い勝手が良くなって、同居されている高齢のご家族にとって便利になったと、お客様からうれしい声ををいただきました

工事例3:木目調の玄関ドアへイメージチェンジ

(工事前)

中古住宅にお住まいのお客様から、玄関ドアリフォームのご相談を受けました。

玄関扉に明かり取りが無いため室内が暗いので、明るくイメージチェンジしたいというご要望でした。


玄関のドア枠ごと新しくできる、「カバー工法」によるリフォーム専用商品の中ら、リクシル製アルミドアの木目調デザインを選んでいただき、予算に見合ったので取り替え工事することになりました


玄関ドアを替えるにあたっては、玄関に向かって右側が通路になっているので、アの開き方を今までの右方向から左方向に変えた方が、出入りしやすいのでは案しました。


ドア枠ごと取り替えする場合、このような仕様の変更が可能になります。

(工事後)

新しい玄関ドアは、扉に4本の縦長ガラスが入って、室内にずいぶん明かりが採り込めるようになりました。

扉の横のはめころしガラス部分は、格子が付かないスッキリしたデザインを希望されたので、念のため防犯ガラス仕様を採用することにしました


今回の工事では、ドア下枠の段差を最小限に抑えて、かつ以前のドア枠の傾き調整するために、今までのドア下枠だけは撤去して入れ替えしました


玄関の扉が明るくなり、木目調の色が外壁とマッチして格調高い感じで、お客様に大変気入っていただきました。


ドアの開き方を変えたことで動線がスムーズになり、ドアを開けた時に家の中から通路の様子を確認できるようになりました。

訪れる方も玄関へ入りやすくなったと、実際に使ってみてのご感想でした。

工事例4:木製の玄関ドアから機能的な断熱ドアへ

(工事前)

木製の立派な造り付け玄関ドアでした。

3枚の丁番で支えていましたが扉が大きくて重く、扉の表面がはがれてきて開け閉めが非常にしにくい状況になっていました。


また、木製の玄関に入っているガラスはシングル(1枚)ガラスでのスキマがあって冬に寒いため、補助金を使って断熱性の高いドアへ取り替えしたいというご要望でした。


今までの木製ドア枠を撤去すると、玄関内の床面にどうしてもその跡が残るようになります。

その部分は幅の広いステンレス製の板で隠して対応することを、事前にお客様に説明してご了解いただきました。

(工事後)

新しい玄関ドアは、ペアガラスと断熱材が入ったドアに生まれ変わりました。立体的なデザインで重厚感のある雰囲気になっています。


リモコンで操作できる電気錠を採用したので、手軽にカギの開け閉めができるようになり、玄関の出入りがとても楽になりました。

たとえば帰宅時に多くの手荷物を持っている時など、いちいち差し込みキーを取り出す必要が無く、ワンタッチでカギを開けることができす。


こちらの現場はお客様自身がショールームまで確認に行かれて検討した甲斐があって、玄関ドアの見た目の美しさに満足されています。


内窓工事とセットにして、玄関ドア工事でも補助金が使えるようにしましたので、工事費用の一部に役立ることができて助かりましたとのお声をいただきました。

工事例5:木製の玄関引戸をリフォーム用商品で取り替え

(工事前)

大手ハウスメーカーで建てた純和風の戸建住宅でした。

玄関は和をイメージした木製の引戸でしたが、建具の表面が色あせて傷んできており、長年使ってきた劣化で建具の動きが悪くなっていました。


また木製なので十分な気密性が取れず、どうしてもスキマ風が入るのを気にされていました


和風らしい玄関の雰囲気は変えないようにリフォームしたいとのご希望でしたので、木目調のリフォーム専用玄関引戸への取り替えを提案しました。


ショールームで実物をご覧いただき、今までと同じような横格子のザインを採用することになりました。

(工事後)

新しい玄関引戸は「槇調」という明るい木目色を選び、ガラス部分には防犯合わせガラスを入れました。


高齢のお客様なので、玄関をスムーズに出入りできるように配慮し、今までのレール下枠は撤去して新しい下枠を埋め込み、なるべく段差が生じないようにしました。


和風のイメージを崩すことなく、木目調の玄関引戸へ新調できて良かったとのご感想をいただきました。


3点式のカギと防犯合わせガラスの採用で、以前より安心できるようになりました。

以前とレール下枠の段差がほとんど変わらないので、出入りに支障がないのも安全で良いとのことでした。

工事例6:閉めたまま風が採り込める勝手口ドアへ

(工事前)

お客様は、ご両親が住んでいたハウスメーカーの戸建住宅へ移住することになり、リフォーム工事に対応できる業者を探しておられました。

一面ガラスの勝手口ドアを、閉めたまま風が入るタイプのドアに替えたいというご要望でした。


勝手口ドア扉だけの交換であれば工事代は安く済みます。

しかしハウスメーカー独特の勝手口の構造なので今までと同様の気密性が保てないことと、ドア枠の金具位置関係から1カ所→2カ所のカギ付きに加工ができないことを説明しました。


そこで、ドア枠ごと新しくする「カバー工法」用の勝手口ドアとして、YKKAP製の「アウトセット」タイプによる工事をおすすめしました。

ドア枠を外側に持ち出して取付するため、ドアを開いた時の幅は約2センチ狭くなるだけで、ドア下枠の段差も極力小さくなるのが特長です。

カギは標準仕様で2カ所付いています。

(工事後)

お客様にはドア扉だけの交換と、ドア枠ごと新しくする「カバー工法」による工の2プランの見積をご検討いただき、ドアの機能性向上を重視して「カバー法」による工事をご依頼されました。


勝手口のドアを閉めたまま上下から風が入るようになり、夏場には適度に換気ができて快適になりました。

またドアのカギが2カ所になり、外側に格子が付いているので、防犯面でも安心できます。


「アウトセット」タイプの勝手口ドアは、思っていた程ドア枠があまり狭くならなくて良かったとのご感想でした。

まとめ

玄関・勝手口のリフォームでは、お客様のご要望に合わせて扉だけの交換や、枠ごと新しくする「カバー工法」などの方法を選択することができます。


現状回復程度の修理か、今までより機能的な製品へモデルチェンジするか、工事のメリット・デメリットをふまえた上で事前にご相談いたしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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