浴室の出入り口として普及してきた「折れ戸」。
開けた時に省スペースで済むので、使い勝手の良い商品です。
ところで、浴室の折れ戸を長い間日常的に使っていると、
・部品が壊れて折れ戸の動きが悪くなった、上手く閉まらない
・扉のパネルが割れてしまった
・扉本体のアルミ部分が腐ってきて、バラバラになりそう
・・・などの症状が出てきて、お困りではありませんか?
そこで以前と同じように、折れ戸をスムーズに使えるように取り替えするリフォーム工事についてご紹介します。
(工事前)
松下電工(現在のパナソニック)、TOTO、セキスイなどのユニットバスメーカーに付いている、浴室折れ戸の不具合についてのお問い合わせがここ数年増えてきています。
ガラスの入ったアルミ製折れ戸、腐食に強い樹脂(プラスチック)製の折れ戸等、メーカー独自のさまざまな商品がありますが、常に動かしている戸車関係の部品が劣化したことによる不具合をよく見かけます。
扉の開け閉めが重い、扉が開かない・閉まり切らない、部品が外れてしまって扉が宙ぶらりんになっている等の状態で、すでに扉としての機能を果たしておらず、こうなると入浴の際に非常に使いにくくてお困りのようです。
問題となっている部品を交換する部分的な修理で済めば望ましいですが、古い折れ戸ではすでに部品の販売が終了してしまって修理ができない場合があります。
ユニットバスのメーカーによっては、浴室折れ戸の扉だけを交換できる商品を発売していますが、工事まで含めてメーカーに依頼することが条件になると結構費用がかさみます。
そこで弊社では、今ある折れ戸の枠はそのまま残して、その内側に新しい枠を取り付けする「アタッチメント工法」による浴室折れ戸のリフォームを提案しています。
(工事後)
「アタッチメント工法」では、折れ戸の枠を取り外すような大掛かりな工事は不要で、おおよそ半日で工事完了となります。
また「アタッチメント工法」であれば、今までの折れ戸枠が傾いている場合には、その傾きを修正しながら新しい枠を取り付けできるので、扉自体の建て付け悪さまで解消できるという利点もあります。
経年劣化で動きが悪くなった浴室折れ戸が、短い工期であっという間に生まれ変わるので、このリフォーム工事は好評をいただいております。
樹脂製のパネルが入った新しい折れ戸の扉は軽くて動きがスムーズで、「以前と比べて全然変わった」と驚きのご感想をいただくことが多いです。
(工事前)
高齢者や障害のある方にとって、入浴する時に足が滑りやすい状況で移動することは、しっかりと体を支えることができず転倒の恐れがあります。
浴室の出入口にドアが使われている場合、狭い洗い場が多い日本の浴室では、ドアを開け閉めする時の移動で体が不安定になりやすいです。
また、ガラス入りの重いドアは開け閉めがしづらくなり、手先に力が入らなくなってくるとドアノブが回しづらくなります。
高齢者などが浴室のドアを使用する際のこうした状況は、「アタッチメント工法」による浴室折れ戸への取り替えによって改善できます。
(工事後)
樹脂製パネル入りの折れ戸は軽くて開け閉めしやすいのが特徴です。
また折れ戸は洗い場側へ扉を開ける時に必要なスペースが少なくて済むので、ドアを開ける時のように大きく回り込む動作まで必要ありません。
浴室折れ戸の「アタッチメント工法」だと、出入口の幅は少しだけ狭くなる程度で、下枠の段差も最小限に抑えられるので、今まで通りの出入りが可能です。
入浴時の出入りが危なかった高齢者の方からは、浴室ドアから折れ戸への変更によって、以前よりスムーズに移動できて楽になったとの声をいただきます。
家で一緒に介護にあたっているご家族からも、不安要素がなくなって身体的・精神的負担が減って助かっているようです。
浴室ドアから折れ戸への取り替えは、介護保険の住宅改修の対象工事となっていますので、実際に介護が必要な方によく利用されています。
浴室折れ戸の「アタッチメント工法」によれば、大掛かりな補修工事は不要で、サッシの取付業者のみの短期間工事で済みます。またその分工事費用を抑えることができます。
浴室の折れ戸本体のみの交換が可能な場合もありますが、すでに今までの下レールがこすれて劣化していることが多く、枠ごとの交換をおススメしています。
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