窓の断熱・防音に内窓

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近年では、日本でも高気密・高断熱住宅の新築が主流となり、使用される窓サッシも樹脂製やアルミと樹脂の複合製など断熱性能の高い商品が採用されるようになってきました。


一方で、従来の住宅で一般的に使われてきたアルミサッシ+シングル(一枚)ガラスの窓もまだまだ存在しており、こうした窓の断熱化を求めるご要望が増えています。


シングル(一枚)ガラスをペア(複層)ガラスに交換したり、窓サッシごと断熱性の高いサッシへ取り替えしたり、窓の断熱リフォームには様々な方法がありますが、今ある窓サッシの内側にもう一つ樹脂製の窓を追加する=内窓設置が、費用対効果の面ではオススメです。


内窓設置によって実現できる窓の断熱性能や防音性能アップなどについて、実際の工事例からご紹介します。

工事例1.補助金を活用した内窓設置のご提案

(工事前)

築20年が経過した住宅の窓に、断熱性の高いLow-ペアガラス入りのアルミサッシが使われていましたそれでも部屋が寒く感じられ、サッシ部分の結露にも悩まれていました。


それらの問題をを解消すべく、補助金を活用した内窓置による窓の断熱リフォームについてご相談を受け、「先進的窓リノベ事業」補助金の対象製品の中から、費対効果の高い性能の内窓を検討しました。


(工事後)

そのためには、内窓に採用するガラスも断熱性の高いow-Eペアガラスにするのが条件でしたが、設置状況によっては外窓と内窓の間にたまった熱の影響でガラスが割れる現象(熱割れ)が発生する恐れがあります。


ガラスの熱割れについて事前にお客様へ情報提供して内窓には熱割れの危険性が低いタイプのow-Eペアガラスを採用することに決まりました。


補助金の申請要件と、現場の窓サッシの実情をふまえたリフォームプランを提案しましたので、希望されていた費用対効果の高い工事を行なうことができて喜ばれました。


室内環境が改善され、エアコンの設定温度を控えめにするようになったと、省エネの効果も実感されているようで

工事例2.マンションの窓サッシ断熱・防音対策

窓ガラスを高断熱ペアガラスに交換

(工事前)

JRの在来線と新幹線沿いに建っている、高層マンションの窓サッシについてご相談がありました。


今あるアルミサッシはシングルガラスのため、大きな窓サッシの付近は冬場に冷え冷えとしており、結露がびっしょりと付着して、床材まで変色して傷んでいました。


また日常的に行き交う電車の騒音が入ってきて、特に中に延々と続く貨物列車の音が気になっていました。 

窓ガラスを高断熱ペアガラスに交換

(工事後)

そこで、窓の断熱性を高めるために内窓の設置をご提案、内窓のガラスには音を遮る性能に優れた真空ガラス「クリアFit」をおススメして採用となりました。


外側のアルミサッシは引違い窓とはめころし窓の組み合わせでしたが、内窓の方も同じ窓の種類に合わせて使いやすいようにしました。


工事直後には実際に電車の騒音が軽減されたことがよく感じ取られ、お客様はこれでやっと夜にぐっすり眠るこができると安心していただきました。


大きな窓サッシの断熱効果で、広い室内で使うエアコンの効率も良くなることが期待できます。

工事例3.浴室のルーバー窓に内窓設置

窓ガラスを高断熱ペアガラスに交換

(工事前)

戸建住宅の浴室がユニットバスで、その窓として羽根ガラスが回転して開閉する「ルーバー窓」が付いていました。


ユニットバス自体は壁や天井に保温材が入っていますが、閉めた時にガラス同士が重なるだけの「ルーバー窓」は気密性・断熱性という点では劣り、入浴時にはその窓まわりがやはり寒く感じるので何とかしいとお問い合わせがありました。


現場の寸法を計測してみると、窓のスペースとしては浴室用の内窓(引違い窓)が取付できることを確認できました。


しかしながら、「ルーバー窓」を操作するハンドル(赤丸の部分)が干渉してしまうことが判明しました。


窓ガラスを高断熱ペアガラスに交換

(工事後)

サッシメーカーの部品を調べた結果、「ルーバー窓」のハンドルは握り式ハンドルというより小さな部品に交換することで、内窓が取付できるようになりました。


浴室使用時には目かくしになるように、内窓のガラスには乳白色の防犯合わせペアガラスを採用しました。


浴室仕様の内窓設置によって、窓の断熱性が向上し、プライバシーにも配慮できるようになり、お客様に大変喜んでいただきました。

工事例4.ブラインドの入った内窓の採用

結露抑止と防犯を兼ね備えた窓へ

(工事前)

築年数の古いビルの一室を、住まいとして大規模リフォームしている現場でした。


南側に連続した引違いサッシがあるので、室内で快適に過ごせるように大きな窓の断熱性を良くしたいとのご要望がありました


また目の前に大きな幹線道路があり、昼夜とも結構交通が多いので、車の騒音が入ってくることも気にされてました。

和室にある木製の紙貼障子から内窓へ

(工事後)

窓リフォームの商品として、どのような内窓が適しているかお客様と打ち合わせした結果、内窓に使うペアガラスの空気層の中にブラインドが入った商品を採用することになりました。


ブラインドの羽根の角度が操作できるので、外からの日差しを適度に調節できますし、また室内にプライベートな空間を作ることができます。


内窓の設置によって広い窓まわりでの暑さ・寒さによる影響が少なくなり、防音効果もあるので外からの騒音も抑えられるようになりました。


内窓のこげ茶色と、ブラインドのホワイト色の組み合わせで、室内が住居らしい雰囲気に生まれまわりました。

5.まとめ

窓の効果的な断熱・防音リフォーム商品として、内窓設置は広く普及するようになり、大がかりな工事が不要で住環境を快適にすることができます。


他の窓リフォーム工事とも比較しながら、組み合わせるガラスと共に機能的な内窓設置をご検討下さい。

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